Invercargill/インバーカーギル
地域情報
南島の最南端に位置するサウスアイランドには自然がいっぱいです。インバーカーギルは1850年代にスコットランド人が牧羊のための土地を買い求めて南下して来たのが始まりとされる街で、クライストチャーチ、ダニーデンに続く、南島で3番目に大きな街です。世界最南端として知られる街でもあり、世界最南端のマクドナルドとYHAもあります。街中にはスコットランド風の建物が多く残るほか、街の名前もスコットランド訛りで「インバカーゴ」とよばれています。インバーカーギルからさらに南下すると、ブラフ・オイスターと呼ばれる天然の牡蠣(カキ)で有名なブラフという街があります。更にブラフからはスチュワートアイランドへとアクセスすることもでき、トラッキングなどを楽しみながら、野生のキーウィなどの野鳥を見ることができます。
インバーカーギルのオススメスポット
ケトリンズ・コースト
-
ケトリンズ・コーストはインバーカーギル東部からバルクーサまで約50kmにわたって続く美しい海岸線です。手付かずの自然が広がり、ニュージーランドの原風景ともいえるこの地帯はサザン・シーニック・ルートと呼ばれ、観光客からの注目も集めています。近くには、プラカウヌイ滝や野鳥の多いポウナウェア、ナゲット・ポイントのオットセイ群生地、海につながる内陸の洞窟ジャックズ・ブローホール、アシカのいるカニバル・ベイといった見所があります。
-
ナゲット・ポイント(Nugget Point)では岩がナゲットのように配置されていて、迫力のある自然を楽しむ事ができます。スラット・ベイ(Surat Bay)では運がよければたくさんのオットセイよりはるかに体長が大きいシーライオンを見る事ができます。沖で見れる激しいシーライオンの喧嘩は圧巻です。
ブラフ
-
ブラフはインバーカーギルからバスで約30分、人口約2000人という小さな町です。ここにはニュージーランド最南端のスターリン・ポイントがあり、野生動物の宝庫スチュアート島に渡るフェリーはここから出航しています。港ではシーズンになると大ぶりでみずみずしいブラフ・オイスターの水揚げが始まります。毎年4月下旬か5月上旬頃にこの名産品をテーマにしたブラフ・オイスター&シーフード・フェスティバルが開催されています。とってもクリーミーな味がするブラフ貝は揚げてもよし、生でもよしで、地元のワインと一緒に濃厚なカキを楽しむ事ができます。値段はレストランで食べると倍に跳ね上がるものなのですが、1ダース$23の値段で大粒のカキを購入する事ができます。そのほかにも、ブラフオイスターの殻の早開け競争や、早食い競争なども行われおり、早食い競争で見事に優勝すると景品としてブラフオイスター2ダースをもらうことできます。
スチュワート島
-
ニュージーランドで人が住む島として最南端の島であるスチュワート島は街ブラフから南西約32kmに位置します。人口はわずか400人ほどで、島から見える美しい夕焼けから先住民マオリの言葉で「ラキウラ(光り輝く空)」とよばれています。この島の約85%を国立公園が占めており、人が住んでいる場所はハーフムーン・ベイに面したオーバンという場所だけです。しかし町には多くの宿泊施設があり、島を訪れる人の多くはハイキングやトレッキングなどのアクティビティーが目的です。
-
大自然の中を歩きながら野生のキーウィを見ることができ、そのほか、ペンギンやイルカ、アシカ、ニュージーランド固有の鳥類が豊かな自然の中で生息しています。ハーフムーン・ベイの街以外は、家も道路も手付かずの自然が残っており、2002年には島の約9割が国内最南端の国立公園として指定されました。あるがままのニュージーランドの大自然を堪能することができるでしょう。
- 地域情報
-
- 初めての方へ
-
- 基礎知識
-
- ビザ情報
-
- 学ぶ
-
- 生活情報
-
- 海外保険
-
- 趣味留学
-