NZQAカテゴリー
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ニュージーランドでは、大学以外の高等教育機関はEERの結果に基づいて4つのカテゴリーうちいずれか1つに位置づけられます。EERの結果は学業成績と自己評価組織能力の2つの審査によって決まります。大学以外の高等教育機関とは、語学学校、専門学校、ポリテクニック等を指します。
NZQAはEERの最終報告を承認したらただちに各学校にカテゴリーを通知します。カテゴリーはEERの報告と共にNZQAのウェブサイトに掲載されます。
NZQAとは?
NZQAとはNew Zealand Qualifications Authorityの略で、ニュージーランド政府機関の一つであり、各学校のコース認定や、海外の卒業資格の認定、学生の授業料の補償などをしています。また、Year11 – Year13の学生が受験する全国統一試験(NCEA)の作成や評価なども行っています。
ニュージーランドが他の国と大きく異なるのは、海外からの留学生に対しても政府機関NZQAが授業料を補償していることです。もし仮にニュージーランドの学校が倒産した場合でも、NZQAに認定されている学校であれば授業料は学生に返金されます。
EERとは?
EERとはExternal evaluation and review reportsの略で、外部による査定と調査報告のことです。NZQAは、現時点での学校内部の授業内容や質の高さを調査する基準としてEERを使用しています。カテゴリーの種類
カテゴリーは下記表の4つに分かれ、カテゴリー1の学校が最良の学校と認定されています。カテゴリー1 | EERから学業成績と自己評価組織能力共に非常に優れているとの判定をもらった学校、または非常に優れた学業成績かつ優れた自己評価組織能力を備えていると判定された学校 |
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カテゴリー2 | EERから学業成績と自己評価組織能力共に優れているとの判定をもらった学校、または非常に優れた自己評価組織能力かつ優れた学業成績を備えていると判定された学校 |
カテゴリー3 | EERから今までのところ優れているとの判定をもらっていない学校 |
カテゴリー4 | EERから優れていないとの判定をもらった学校 |
カテゴリー1とカテゴリー2の学校
カテゴリー1とカテゴリー2の学校に対してもその後再調査され、授業内容や質が下がればカテゴリーが下がることもあります。カテゴリー2の学校はカテゴリー1を目指します。
カテゴリー3とカテゴリー4の学校
カテゴリー3とカテゴリー4の学校は、学校内の授業内容や質についてカテゴリー1または2に認定されるために改善計画を立て実行し、その後の結果がカテゴリー1または2にふさわしいとNZQAに認められればカテゴリー1または2に認定されます。カテゴリー1の学校だけの特典!
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カテゴリー1の学校は、授業内容や質についての評価が非常に優れているのに加え、学生ビザを持つ生徒さんにとって非常に嬉しい特典もあります。
14週間以上フルタイム(週20時間以上)の就学をする場合、週20時間以内で就労可能!!
★IELTSなどの英語力証明は必要ありません
★年齢制限はありません
カテゴリー1の学校は、ワーキングホリデービザを取得できない人にとっても働きながら勉強することができる魅力的な学校です。
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