Christchurch/クライストチャーチ
地域情報
-
カンタベリー平野東海岸側に位置し、南島では最大の人口を有する街。19世紀から始まったイギリス人による開拓の名残が未だに多く残り、ゴシック様式の建物が点在し「イギリス以外で最もイギリスらしい街」と呼ばれています。また、緑溢れる町並みで、市内には数多くの公園が設置され、「ガーデンシティ」とも呼ばれています。2011年2月にクライストチャーチ近郊で発生したカンタベリー地震により、市街中心部の建物が大きな被害を受け、その区域は一部立入禁止(レッドゾーン)となっています。
クライストチャーチに留学するメリット
自然に囲まれた街で学習できる
市街中心部には広大な敷地面積を持つ、ハグレー公園を中心として、各地に公園、また市街地からバスで少し行った所にはビーチもあり、勉強の息抜きに自然の中でリラックスでき、とてもいい環境です。
穏やかな気候
一年を通して比較的穏やかな気候で、過ごしやすいです。冬季は1℃ー13℃、夏季は12℃ー25℃くらい。冬季にも真夏日の様な日があり、コートを着ている人と半袖の人が並ぶ不思議な光景も多くみられます。また、冬季には雪が降ることもあり、バスが止まり町中大混乱!なんてこともたまにあります。
差別がほとんどない
オークランドに比べて白人率は高いものの、アジア人も多くみられます。特に中国や韓国、タイからの人々が比較的多く、アジア人差別はほとんどないです。日本人もいますが、オークランドと比べればかなり少ないです。震災後、クライストチャーチを選ぶ留学生や旅行者は減りましたが、その代わりに、震災により崩れたビルなどを復興するため、ワーキングホリデーの仕事として建設業につく西洋系の労働者が増えています。
レッドゾーン
-
カンタベリー地震以降、「レッドゾーン」と呼ばれ市街中心部の一部が閉鎖されています。ここは日々日々縮小されているものの、震災の爪痕が未だに多く残っています。この中心部では、多くの建物を取り壊す必要があり、震災以前の町並みとはガラリと変わってしまいますが、クライストチャーチ市では「ガーデンシティ」の名に因んだ花々溢れる大規模な復興プランも計画していて、今後への期待も膨らんでいます。このレッドゾーン周辺を回るレッドゾーンツアーや、ロンドンバスで回る市内観光ツアーなどは随時催行されています。
交通の便がとてもいい
-
市街地の移動手段として、バス・自転車・車が多く用いられています。バスは、市街中心部、図書館横のバスエクスチェンジを中心として、3つの区域に分かれ、多くの本数があります。ウェブサイトによりバスの時刻表なども随時入手できるので、初めてでもスムーズに乗車できます。ゾーン1で、一回$3.50一回の料金で2時間まで乗降り可能です。(2013年度) また、バスカード(メトロカード)を利用すると、25%offの金額になり、各区域一日、一週間の上限金額も設定されている為、かなりコストを抑えることが出来ます。バスは市民の足代わりとなっていて、大雨の日に家の前で降ろしてくれる、親切な運転手さんもいます。バスの次に学生などが多く使っている交通手段として、自転車があります。クライストチャーチは坂があまりないため、自転車通学も可能です。
生活費用が安い
ニュージーランドは外食費が日本と比べ高く、生活費用を抑えたい方は食材を購入して自炊することをおススメします。クライストチャーチ市街地には、国内一低価格で有名なスーパーをはじめ、アジアンショップ、世界各国の食材が購入出来る食料品店もあり、様々な食材を自分に見合った価格で購入可能です。
ニュージーランドの水は、水道水でも引用可能と言われますが、中でもここクライストチャーチの水道水は、地下から汲み上げられている為、国内でもトップクラスと言われる程美味しいです。そして借家の方々には、水道代がかからないのもうれしいところ。また、フラットの平均価格も週$100~150(2013年度)と、オークランドに比べて比較的安いため、少なめの予算で留学したい方にはおススメです。
アジアンショップ
リカトン・ロード(Riccaton Rd)には多くの韓国系スーパーが建ち並ぶ。ここでは日本食も揃い、一般のスーパーでは塊でしか売ってないお肉もスライスで売っている。クライストチャーチを中心として展開している韓国系スーパーである「Kosco」は、市内にいくつか店舗があり、特にシャーリー(Shirley)地区にある店舗は、オーナーが日本好きで日本食が豊富に揃う。そしてお刺身も売っている。(2013年) また、フィッツジェラルド・アヴェニュー(Fitzgerald Ave)近くには、中華系とタイ系スーパーがあり、ここにも日本食がいくつかあるが、購入の際は賞味期限に注意してもらいたい。
図書館が多い
市内には数多くの図書館があり、全てFree wifiとなっています。学校終わりに勉強する学生なども多くみられ、子供からお年寄りまで、毎日沢山の人々で賑わっています。勉強の息抜きに雑誌を読んだり、地元の方とお喋りしたりなど地域の人々との交流の場の機能も果たしています。また、日本の雑誌や漫画を揃えている図書館もあります。
大聖堂
-
19世紀に建てられたネオゴシック建築の大聖堂。街のシンボルマークとなっていましたが、カンタベリー巨大地震によりその70%が崩壊。
現在も復旧作業が行われ、日々少しずつその形を取り戻しています。また、2013年には仮設大聖堂も建設されました。なんとその仮設大聖堂、全て紙で出来ています。「紙の大聖堂」と呼ばれ、日本人建築家の板茂さんによる設計で、この先10年程使用される予定です。ここではコンサートなども開催され、気軽に足を踏み入れることができます。
ハグレー公園
-
大聖堂から約10分程歩いた所にある、敷地面積が約182㎡(東京ドーム38個分)と、かなり広大な公園があります。ここはリカトンロードを境に東西に分かれていて、敷地内にはカフェや植物園、テニスコートなどもあり、市民の憩いの場となっています。また、春になると桜が満開で、日本では絶対に体験できない、9月にお花見が出来たりします。晴れた日には、園内を流れるエイボン川で、のんびりパンティングも出来ます。
ショッピングモール
-
リカトンウエストフィールドモールを初めとし、市内各地に大きなショッピングモールが点在します。衣料品や本、食料品などほぼすべてを網羅し、バス停も近くにある為、雨の日のお買い物などにもとても便利です。市民から親しまれていた市街中心部にあったキャシェルモールは、震災の影響により閉鎖されましたが、“リスタートモール“として期間限定で再開されています。このモールは全てカラフルなコンテナで出来ていて、人目を引き市民にも好評を得ています。
市内トラム
-
クライストチャーチのシンボルとしても有名な市街中心を走るトラム。地震後しばらく運休となっていましたが、約3年ぶり、2013年末にやっと再開されました。まだまだ短い距離ではありますが、徐々に拡張していくみたいです。街が少しずつ復旧し、活気が戻ってきたことが伺えます。
カンタベリー博物館
-
クライストチャーチ植物園横にあるこの博物館は、南半球屈指の規模と展示内容。マオリ文化やニュージーランドの歴史、入植者時代に実際に使用されていた道具の展示など、無料(寄付金は募っています)なのにとても充実しています。建物自体も19世紀に建てられたものを震災後も保ち、見応えがあります。
注意すべき場所
ニュージーランドは安全と言われるが、やはり気を付けなければならない場所がいくつかある。中でもクライストチャーチ市内には、要注意と言われている地域が2つある。リンウッド(Linwood)とアラヌイ(Aranui)という場所で、人通りも少なく、住んでいても特に何もないように思えるのですが、稀に日本人を含めアジア人に対する嫌がらせなどもあり、地元の人々でさえ避ける地域なので、夜遅い時間にこの付近を一人で出歩くのは極力避けましょう。また、市内には多くの公園があるが、若者のたまり場となっている為、夜遅くに立ち入るのは避けたほうがいい。そして、もう一つ市内で有名なのがマンチェスター・ストリート(Manchester St)である。ここは夜になると通りに売春目的の女性が立っていて声を掛けてくる。車や自転車だと平気だが、夜にこの通りを徒歩で通るのは極力さけたい。
ニューブライトン
-
市街地から東へ約8kmほど行った所にある、地元の人々に人気のビーチ。夏にはサーファーや海水浴をする人々で賑わいます。また海沿いにあるガラス張りの図書館はとても人気で、海を眺めながらゆったりと音楽を聴いたり読書できます。図書館の目の前から大きく突き出た桟橋は名所の1つでもあり、橋からフィッシングやカニ釣りも楽しめます。夜にはライトアップもされ、昼間とは違った顔が見られます。またメインストリートにはスーパーやレストランを初め、様々なショップが並んでいます。
サムナービーチ
-
市街地から南東へ10㎞ほどいったところにあり、ニューブライトン同様市民に親しまれているビーチ。ビーチの近くにはお洒落なカフェやレストラ、ショップもある。また時計台の近くにはケーブロックという岩山があり、現在は潜り抜けは出来ないものの、そこの洞窟も見応えがある。ここから車で10分ほどいった所にある、テイラーズミステイクというビーチは、サーファーに人気のスポットでもあるが、冬季などは人が少なく穴場的スポットでもある。
カンタベリー大学
19世紀に設立され、ニュージーランド国内に全8校ある国立大学のうち、国内でダニーデンのオタゴ大学に次ぎ、2番目に古い歴史を持つ大学。留学生の受け入れなどもしていて、語学学校の次のステップとして大学入学や編入もトライすることが可能です。また、週に1度無料公開講座が行われており、学生だけでなく市民も講義に参加可能となっています。(要予約)
マーケット
リカトンレースコートマーケットを初めとし、市内各地で土曜日・日曜日にマーケットが開催されています。場所によって規模やマーケットの種類、お店なども異なるため、それぞれの良さがあります。お気に入りのマーケットを見つけてみるのも一つの楽しみです
リトルトン
-
市街地からバスで30分程行った所にある、人口3000人程の小さな港町。火山活動により出来た天然の良港で、ここはもともとクライストチャーチの外港として発達した。震災の影響が未だに残っているものの、毎週土曜日の午前中には、ファーマーズマーケットも開催され、穏やかな港町の雰囲気が味わえる。年に数回、リトルトン港で花火が打ち上げられ、ナイトマーケットが開催され賑わいます。
アカロア
-
クライストチャーチから車で約1時間半ほどの場所にあり、ニュージーランドで唯一フランス人入植者により開拓された街。フランスの面影が未だに多く残り、独特の雰囲気を持っています。アカロア博物館や19世紀半ばの代表的な建物でできたトリニティ教会、町並みも綺麗でリゾート地としても有名です。南島で良く耳にする「アカロアサーモン」とはここからきていて、海岸沿いのお洒落なレストランでは新鮮な食材を使った料理が味わえます。海岸沿いのカフェやレストランと並び、フィッシュアンドチップスの人気店もあり、海を眺めながら食べる人々の姿も多くみられます。また、この町はドルフィンスイムやクルージングなどのアクティビティ、アカロア近郊のチーズ工場やワイナリー、果樹園などもでも楽しめます。
カイコウラ
-
市内から日帰りで行ける距離にあるこの場所は、年間を通してクジラやイルカ、オットセイなど様々な海洋生物を見ることができる世界的にも貴重な場所。ホエールウォッチングなどのアクティビティが盛んで、メインストリートにはレストランやカフェを初めとし、様々なショップが立ち並ぶ。また、この町の名前はニュージーランド名物のクレイフィッシュ(伊勢海老の仲間)からきていて、様々な場所で新鮮なクレイフィッシュが味わえる。
クライストチャーチにあるオススメ学校
CCEL Christchurch
Wilkinson’s English Language School
Ara Institute of Canterbury
- 地域情報
-
- 初めての方へ
-
- 基礎知識
-
- ビザ情報
-
- 学ぶ
-
- 生活情報
-
- 海外保険
-
- 趣味留学
-