留学コラム
Column
コロナ ワクチン接種進捗状況
2020年の6月に見事コロナウィルスを抑え込み、市民は普段通りの生活を取り戻しました。世界中と比較し対応が成功しているNZで、その後どのような動きがあったのかまとめました。
全体の動き
今年に入ってからオークランドでは2回ほど短いロックダウンはありましたが、今現在はコロナもおさまり、平和な日々が過ごせています。他の国と違ってコンサートやミュージカルが行われたり、外出制限が無かったりとコロナの前にあったような日常をかなり取り戻せている気がします。
しかし、公共機関でのマスク着用はまだ義務付けられています。意外とニュージーランド人はマスク着用に文句を言うこともなく、みんなしっかりと義務付けられたところでは必ずマスクをしている印象があります。。ニュージーランドではNZ COVID Tracerを活用しており、QRコードをスキャンすることでだれがいつそこに訪れたかを知ることが出来る仕組みになっています。これは今現在でもすべてのお店にQRコードが貼られていています。コロナが落ち着いていてもしっかりと感染者を出さないように国民全員が協力しています。
ワクチン接種も少しずつ始まり、そして何よりも今年からオーストラリア、クックアイランドとの国境が開きました。お互いコロナには最善の注意を払っての国境再開なので、コロナが少しでも出たら数日間国境を閉めたりすることはありますが、それでも少しずつ国境再開への希望が見えてきたのではないのかなと思います。
ワクチン接種
グループ分け
ニュージーランドでは4つの大きなグループに分けてワクチン接種を行っています。グループ1は国境管理関係者とその家族、グループ2は主に医療従事者の方々、グループ3は65歳以上の高齢者、そしてグループ4が残りの人たちという流れになっています。今現在ニュージーランドはグループ3までの人たちにワクチン接種をしている最中です。
ニュージーランドではワクチン接種は義務ではありません。受けたい人が受ければいいので、必ずしも受けなければいけないわけではありません。ただ、ニュージーランドではいまこの国に住んでいる全員分のワクチンが用意されています。これは学生ビザ、ワーキングホリデービザや就労ビザの人も含まれます。ワクチン接種は2回行う必要があり、1回目の注射後21日以内にい2回目をうつ必要があります。
現在、今後
当初の予定より少し遅れを取っており、グループ4の接種は現段階で7月の予定が7月末に引き延ばされました。ワクチンの到着が遅れを取っているのが原因のようです。ただ、もし身内の人が亡くなってしまいそうで他国に緊急帰国する場合などにはさきにワクチンを受けることが出来るそうです。
まだグループ4の詳しい詳細はでておらず、予約の受け付けも開始されていません。少しでも早くグループ4のワクチン接種が始まるといいですね。
- まとめ
- ニュージーランドではまだまだワクチン接種を一般の人たちが受けられるまでは時間がかかりそうです。NZがこのパンデミックに対し上手く対応している国として評価を受けている分、あまり焦っていないような印象を受けます。より平穏な生活が戻せるように1日でも早くワクチン接種が出来るといいですね。そして日本との国境が再開されることも願っています。