体験談
Experiences
irreplaceable memory in nz
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- 名前
- あんな
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- 学校
- green bay high school
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- 滞在期間
- 2023.02-2025.12卒業予定
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- ニュージーランドを選んだ理由
- high school lifestyle
- ホームステイについて
- 頑張ったこと
- 一番楽しかった思い出
- ニュージーランド留学を考えている高校生へ
当時、留学を決めた高校一年生だった私は、ターム留学プログラムがある中高一貫校に通っていたので、そのプログラムを1年に変更してもらい、留学をすることにしました。選択肢はカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの三択だったのですが、ニュージーランドの治安の良さや高校のプログラムに惹かれて、ニュージーランド行きを決めました。結局、留学生活が楽しすぎたり、将来のことを考えたりしたときに、ニュージーランドの高校を卒業したほうがいいと考えたので、卒業留学に変えました。この決断は今までの人生でしてきた決断の中で最高の決断だったと思います。
ニュージーランドの高校では、SENIOR になると基本的に選択科目式で好きなものを自由に選べます。YEAR11の時はとにかく自分の好きな教科を選びました。音楽では、年に2回のSOLO performance,COMPOSITION,そして一回のGROUP PERFORMANCEの課題をこなしました。ダンスの授業では、コンテンポラリーを中心にヒップホップもしたりしましたが、私の学校にはダンスの発表会がTERM3の時にあった為、それに向けて練習していたという感じです。数学はすごく簡単に感じると思いますが、油断していると単位を落とします。YEAR12では、大学のことを見据えて教科をとりました。経営学部に入りたかったため、ビジネスをとったり、スペイン語学部も私の二つ目の希望学部だったので、スペイン語クラスも取りました。スペイン語は第三言語で、クラスメイトのように勉強する時間を割くことができず、アセスメントの際に苦戦しましたが、それでも新しい言語を学ぶのは楽しく、自分の性格に合っていました。その為、一週間のスペイン留学の奨学金制度のチャンスをもらい、ニュージーランド留学中にスペイン留学をするという偉業を成し遂げることができました。YEAR13では、大学のために単位を取ることの方が必要だということで、比較的簡単な教科を選びました。ホスピタリティで料理をしたり、日本語クラスをとったり、体育で水泳をしたり。音楽でのパフォーマンスや作曲は私の得意分野なので三年間取っています。ちなみに、私のピアノ演奏に先生たちが惚れて、5回の集会でピアノを演奏させてもらったり、老人ホームなどで演奏させてもらったりしました。今では、その定期演奏が学校の文化になっています。
一般的に、ニュージーランドの高校は、8時半から始まり、3時に終わることがほとんどで、宿題は基本的にはなく、非常にリラックスした生活を送ることができると思います。先生は、助けを求めたら助けてくれます。インターナショナルの先生は、いつでもオープンで非常に話しやすく、困ったことがある時には、解決策を提示してくれます。現地の生徒との距離は、自分次第、の一言に尽きます。ニュージーランドの学生にとっては、留学生がいることが普通なので、私たちに特に関心を示さないです。なので、彼らと友達になる方法は、逆に留学生ということを見せずに普通に友達になりにいくのが一番だと感じます。
私は2年半同じホームステイにお世話になっています。私のホストファミリーは、既に子育てを終えたホストマザーのみですが、私たちはいつも他の国からの留学生を私のホストシスターとして迎えています。これまでに、ドイツ、韓国、フランス、イタリア、そしてブラジル人のホストシスターを持ちました。ホストシスターがいると、本当の姉妹のようにいろんなことを話せますし、休日も遊べるのですごく楽しいです。そして彼らが国に帰った後も、確固たる姉妹の絆があり、全員とよく連絡を取っています。その中の一人とは、スペイン留学に行った際にイタリアから遊びに来てくれ、一緒にマドリードで二日ほど遊びました。
私はいま、最高のファミリーに出会うことが出来ましたが、これまでに2回のホストファミリーチェンジを経験しました。友達にもたくさん、ホストファミリーが問題だという子たちもいて、チェンジは普通でした。結局は人と人とのマッチングの問題なので、そこまで気にせずに、人生の経験として受け入れていくことで、ホストファミリーだけではない、本当の留学生活で重要なことに焦点を当てて生活をすることが出来ました。
現地での友達作りを頑張りました。まず、初日は、CAN I SIT THERE?と話しかけて、必ず現地の子の隣に座りました。わからないことはその子に聞いて、でも聞きすぎず、そしていつも笑顔で、自分自身がおもしろくあるように心がけました。英語はリスニングが弱く、理解することができなかったことがたくさんありましたが、愛嬌で乗り切りました。あとは、昼休みは絶対にインターナショナルルームに行かない、と決めていたので、授業中に話して仲良くなった友達にCAN I EAT LUNCH TOGETHER ?といって仲間に入れてもらいました。そういう子やその子のフレンズグループは、留学生に興味がない子が多く、また彼らのフレンズグループがすでに出来上がっているので、輪に入ることに苦戦はしましたが、結局、最初に一緒にご飯を食べてくれた友達グループと、彼らが卒業するまでの二年(学年が一つ上だったので)、彼らと毎日学校で休憩時間を過ごしたり、SCHOOL BALL >に一緒に行ったり、放課後に遊びに行ったりしました。一見、順調に見えるかもしれませんが、この間に日本人の留学生グループからはぶられる経験もありました。ですが、私にとっては逆にその出来事が私を強くさせ、現地の友達との仲を深めて休日を楽しくするしかない、という状況になって踏ん張ったことで、いま、最高に楽しいニュージーランド高校生活を送れているのだと実感しています。また、積極的にネットボールチームなどにも参加して、人脈を広げまくりました。
※SCHOOL BALLとは
学校主催のパーティの事です。インスタグラムに詳細を投稿しています!
school ball ってどんな感じ?
※インターナショナルルームとは
留学生がランチタイムなどに気軽に寄ることができる留学生のための部屋です。留学生担当の先生も常時いるので、困ったことがあったらすぐに相談することができます。

ドイツ、イタリア、チリ、コロンビア、ブラジルの男女混合グループで、彼らとはよく遊び、よく話し込みました。英語が第一言語ではない同士、間違いを気にせず、緊張せずに話せますし、それぞれ人生で経験してきたことやこれからの自分の人生について深く考えている人が多かったので、そういう点で現地の友達とは違った会話をすることができました。そして、一人で他国で頑張る仲間、という点で、私たちの間には強い仲間意識がありました。彼らは半年や一年留学だったのですでに帰ってしまいましたが、帰った後も、日本に来てくれたり、毎月電話をして近状報告をしています。世界にともだちがいるというのは、本当に楽しく、いつかみんなの国を回る世界旅行をしたいです。
チャンスがあるなら、つかみ取って!!留学のチャンスなんて全員がもらえるものではありません。ですが、そのチャンスをつかみ取ったら、その環境に感謝して、そしてそれが無駄にならない様に自分で努力して、自分の人生の選択肢を広げる機会にしてください。
高校生活について、youtubeにも動画をアップしているので、こちらも是非見てください!
あんなさんが通っている Green Bay High School の情報はこちらから!