体験談
Experiences
自分自身と向き合えたNZでの生活
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- 名前
- 秋元 麻以子
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- 学校
- Queens Academic Group
New Zealand National College
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- 滞在期間
- 2015.4月-2016.3月
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- ニュージーランドを選んだ理由
- 私は大学3年次を休学してニュージーランドに来ました。
元々、私は両親の影響で昔から海外旅行が好きで、大1年生の時にカナダに短期留学したのですが、そのときもっと異文化に触れたい、次は長期で留学したいなと漠然と思いました。
しかし留学したいとは思っていたものの、勇気がありませんでした。
ですが大学生活を送る中で、特に今やりたいことも将来やりたいこともなく、高い学費を払ってまで大学に行く意味がわからなってしまったことと、周りがインターンをしていたり大学院を目指していて、自分と比べてしまいかなり焦っていました。
このまま社会に出るのも大学生活をなんとなく終わらせてしまうのも嫌で、逃げの気持ちがなかったと言えば嘘になりますが、これからのことを考える時間が必要だと感じたのと何か得たいと思い、思い切って留学することにしました。
ニュージーランドを選んだ理由ですが、他の国と比べると娯楽も少なく治安も良いと聞き、気候や落ち着いた雰囲気など住みやすさを考えてニュージーランドを選びました。 - 学校生活
- 一般英語コースとIELTSコースで勉強しました。
学校に行ったことで友達もでき、基礎的な英語の復習にもなったので行ってよかったと思います。IELTSコースでは主に海外への大学進学を目指す子が多く、話題はもちろんアカデミックなことなので、とても苦労しました。
IELTSで高得点を取るには試験のコツを掴むこととボキャブラリーを増やすことが大事なのかなと思いました。何も知らずにIELTSコースに参加すると、周りの子達はほとんど経験者なので大変だと思います。
また、日本で勉強してから来た人は英語環境に適応するのも早く、スタートが全然違っていたので、勉強しておけばよかったと後悔しました。 - ニュージーランドでの生活
- いろんなことをしたかったので、語学学校に行ったりバイトしたり、インターンに挑戦したりしました。
語学学校では仲の良い友達もでき、バイトでは日本人のお客さんがほとんどいなかったので接客の時は必然的に英語を話さなくてはいけなかったので、スピーキングとリスニングは学校に行っていた時よりも伸びたと思います。
ニュージーランドは時間の経過がかなり遅いので、ぼーっとしてしまうことも多く、「私はここで何をしているんだろう、、、」と思ってしまうこともありましたが、今まで向き合えなかったことに向き合える時間でもありました。
旅行が大好きなので、時間があれば北島や南島も旅行しました。南島は特に自然が素晴らしく、アクティビティも沢山することができます。
またいつかニュージーランドに来たいなと思っていますが、チャンスがあれば次は南島に住んでみたいです。
そして暮らしやすさですが、ニュージーランドは白人、マオリ、アイランダー、中国、インドなど、まさに移民の国で、差別もなくとても生活しやすかったです。また、よくキウイは親切と聞いていたのですが、本当にその通りでのんびりしており、私はそのゆるい感じが好きでした! - これからニュージーランドに来る方へ
- ニュージーランドに来る理由は人それぞれだと思いますが、迷ってるなら絶対来た方がいいと思います。
私の場合は、休学してまで行く覚悟がなかったことと明確な目標もなかったので、来るのを決めたのは1ヶ月前でした。これからのことが不安にもなりましたが、いざ来てみたら毎日が新鮮で、視野も広がり、選択肢が増えたと感じています。
何より、日本にいたときは周りと比べてばかりで劣等感の塊だったのが、
*周りを気にしなくなったこと
*後悔しないようにいろいろなことにチャレンジしようと思えるようになったこと
*固定観念にとらわれなくなったこと
そう思えるようになったことが一番の成長でした。
ニュージーランドは本当に素晴らしい国です。楽しいことばかりではないと思いますが、語学だけでなく人としてもいろいろなことを吸収して成長できるチャンスだと思います。思い切って来てしまえば、ここでしかできない貴重な経験が沢山できます。なので、皆さんには是非ニュージーランドに来て欲しいなと思います!