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留学コラム
Column

NZ人気のトレッキングコース、グレートウォークを歩いてみよう

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ニュージーランドにきたからには、自然を満喫したい!

という方は多いと思います。

ニュージーランドには数多くのトレッキングコースがあり、初心者から上級者までレベルにあわせて楽しむことができます。
その中でも、NZ自然保護局(DOC)が管理している9つのトレッキングコースは、グレート・ウォークと呼ばれています。

スタッフが、その内の一つであるエーベルタスマン・コースト・トラックに挑戦しましたので、事前の準備や山小屋(ハット)についてご紹介したいと思います。

エーベルタスマン国立公園とは

エーベルタスマン国立公園は南島の北端にある国立公園です。
ここへ行くには、ネルソン・モトゥエカ・マラハウ、もしくはタカカを拠点とします。

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エーベルタスマンは、金色の砂浜、エメラルドグリーンの海が本当に美しく、晴れた日は最高に気持ちが良い場所です。
トレッキングの他に、シーカヤック、パドルボード、スカイダイビングなど、多くのアクティビティが催行されており、カヤックとトレッキングを組み合わせたり、時間のない方は日帰りでコースの一部を歩くなど、自分のスケジュールに合わせて楽しめます。

トラックは全長で約60km、歩くと3日〜5日かかります。
年間を通して歩くことができ、他のトレッキングコースと異なるのは干潮時の時間にしか歩けない場所があることです。

周回ではなく縦走ですので、ワイヌイ、マラハウのどちらからも出発することができます。
帰るときは終着地点によりますが、基本的にはウォータータクシーと呼ばれる水上ボートかバスで戻ってくることになります。
私はマラハウからトタラヌイまで三日かけて歩き、トタラヌイからウォータータクシーに乗ってマラハウまで戻りました。

多少、急な坂もありますが、全体的に非常に歩きやすいトラックです。実際、小さな子供からお年寄りまで歩いている姿を見かけました。

また、ずっと海沿いを歩くわけではなく、森の中を歩いたり、吊り橋を渡ったり、と飽きることはありません。
そして、何よりも、絶景を至る所で楽しむことができるんです!
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トラックを歩く前に


干潮時の時間の確認

コーストトラックならではの、干潟を歩く道があります。
特に、Awaroa Hutの目の前にあるAwaroa Inletには、迂回路がありません。
DOCのホームページに干潮時間が掲載されていますので、その時間に合わせて計画を立てる必要があります。


キャンプ場、もしくはハットの予約

エーベルタスマンのトラックは、キャンプ場かハットと呼ばれる山小屋に泊まることができ、事前に予約をする必要があります。
ハットは、全部で4箇所です。
キャンプ場はもっと数が多いので、テントを持っている方はたくさん選択肢があります。
こちらは入山料がない代わりに、宿泊料がかかる仕組みです。
ハットとキャンプ場では金額が異なります。さらに、ハットは夏と冬でも料金が異なります。シーズン中は予約がいっぱいになりますので、早めに計画を立てた方が良いと思います。
予約はDOCのホームページの他、DOCの予約を扱っているアイサイト(観光案内所)でも可能です。
予約表がメールで送られてくるので、それを印刷して、宿泊する時にハットの管理者に提示しなければなりません。

準備するもの

・寝袋
ハットにはシーツ等はありません。マットレスのみあります。

・防寒着
夏でも朝と夜は肌寒かったです。

・登山靴
スニーカーでも歩くことはできましたが、途中道が滑りやすい場所などあったので、登山靴があると尚良いと思います。

・雨具(Gore-Texがオススメです!)
山の天気は変わりやすいので、必須です。

・コンロ、鍋、ガス
エーベルタスマンのハットにはコンロもガスもありません。数日だけなら必要ないかなとも思っていたのですが、やはり温かいものを飲むとホッとしました。
また、ハットの水は一応飲める水ではありますが、煮沸できるように持って行くのが無難かと感じました。

・ヘッドライト
夜は真っ暗です。部屋に灯りはありません。

・食料
日数分の食料の他に、チョコレートやカロリーメイトのようなものを持って行くと、小腹が空いた時に心強いです。
また、ゴミはすべて持ち帰りです。

・水着
泳ぎたくなる綺麗な海ばかりです。ぜひ満喫してください!

・ビーチサンダル
干潮時にビーチを歩くと、貝や石などが足の裏に刺さって痛かったので、ビーチサンダルを持って行ってよかったと思いました。ハットの中でも履けます(ハットの中は土足禁止されていました)。
ただ、泥の深いところを歩く時は要注意です(はまって抜けなくなるので)。

・虫除け
サンドフライと呼ばれる、蚊のように血を吸う小さな虫がいます。
刺されると痛く、そして大変痒くなります。中にはかなり腫れる人もいます。
蚊もいますので、虫除けの薬を持っていきましょう!

・日焼け止め、帽子、サングラス
夏は日差しが非常に強いです。日焼け止めはこまめに塗り直すことをオススメします。

・カメラ
美しい景色を思い出に!

・ポータブル充電器(携帯用)
充電できる場所がないので、持っている方は安心だと思います。


日帰りの方は、もちろん寝袋やコンロ等は必要ありません。
ニュージーランドはKathmanduやMacpacのようなアウトドアショップがありますので、バックパック等はそこで揃えることが可能です。


出発地までのトランスポートの予約

私はネルソンを拠点にマラハウから出発することにしましたので、ネルソン-マラハウ間のバスと、トタラヌイ→マラハウのウォータータクシーを予約しました。予約はアイサイト(観光案内所)でもできます。
ネルソンのアイサイト(観光案内所)は慣れているスタッフが多く、こちらのスケジュールを説明すると、それに合うようなトランスポートを考えてくれました。


DOCのホームページで山の状況を確認

大嵐が来た時には入山規制がかかりました。
また、封鎖されている道についての情報などが挙げられている時があるので、天候状況とあわせて事前にチェックしましょう!


ハット(山小屋)

私はハットに泊まったので、ご紹介したいと思います。
グレートウォークのハットは、夏の間だけ管理人さんが常駐しています。
また、他の山小屋より整備されているところが多いそうで、トイレも水洗でした。
部屋に灯りはないので、基本的に日が暮れる前に就寝準備をする必要があります。


FullSizeRender 5 Anchorage Hut

マラハウから歩いた場合、一番初めに到着するハットになります(所要時間4時間程度)。
目の前に海があって、テンションが上がります。2段ベッドで、8人宿泊できるタイプの部屋です。





FullSizeRender 5 Bark Bay Hut

Anchorage Hutから3時間〜4時間程度で到着します(干潮時に歩くかどうかで時間が変わります)。途中、吊り橋があります。
すぐ目の前にBark Bayがあります。Anchorage Hut とは違い、大部屋が2つ、2段ベッドで6人泊まれるファミリー部屋のようなものが1つあります。
大部屋はマットをぎゅうぎゅうに詰めるので、隣に寝ている人との間隔がかなり狭かったです。




FullSizeRender 5 Awaroa Hut

Bark Bay Hutから約4時間です。こちらもBark Bay Hutと同じようなタイプの部屋でした。目の前にAwaroa Inletがあります。







Whariwharangi Bay Hut

私はこちらのハットには宿泊しませんでしたので、写真はありません。
Awaroa HutからWhariwharangi Bay Hutまで約5時間35分かかるそうです。





まとめ
いかがでしたでしょうか?
初めての方でもグレートウォークは整備されているため、歩きやすいかと思います。ですが、山を歩く上ではそれなりの装備と知識は必要だと感じました。
ニュージーランドに来たからには、是非グレートウォークを歩いてみてください!