留学コラム
Column
ニュージーランド英語をもっと身近に!
ニュージーランド英語とは?

「ニュージーランド英語が聞き取れない!」
ニュージーランド英語は、ローカルの人をKiwiと呼ぶことからKiwi Englishと名付けられています
イギリスからの移民が多いことからイギリス英語がベースと言われていますが、ニュージーランドの短い歴史の中で独自の進化をとげ独特のアクセントが産まれました
今回はそんなKiwi Englishの歴史
Kiwiの人々は、英語圏の国の中でもとても早口と言われています
ニュージーランド英語の歴史

1860年代にピークを迎えた南島のオタゴ地方やウエストコーストでのゴールドラッシュにより、たくさんの移民達がイギリスよりやってきました。
約半数がブリティッシュ、スコットランドとアイルランドで約20%ずつほど家族で移民し、子供たちは学校に行き始めましたが、それぞれの出身により親から譲り受けた英語に訛りがありました
訛りが強い子供たちはそれを隠すため学校では自然と標準英語を話すように努め始めます 日本で上京し、地方の訛りを隠して標準語を話すのと似ていますね
ここでたくさんのアクセントが混じり合い産まれたのが Englishの始まり
と言われています
現代でも、何世代目のKiwiか、親が(又は祖父母が)どこの国の出身か、または原住民マオリ家系か等により同じKiwiでも少しずつアクセントは違っています
聞き取れるようなるにはもちろん慣れてしまうしかないのですがそこでリスニングに役立つサイトを二つご紹介します!
ニュージーランド英語リスニングお勧めサイト!

1.Fair Go
こちらは、ニュージーランドの人気テレビ番組の一つです。基本的には、消費者の立場に立った日常の問題提示または解決方法などを探る1本15分-20分程のプログラムで、youtubeでも見ることができます。
ローカルの人々のインタビューがたくさんあり、ニュージーランドの生活に関する問題から日常の小ネタまで楽しく紹介していますので、とても見やすいですよ。
2.How to Dad
こちらは、Kiwiの男性による人気youtube動画です。1本3分-5分程の動画には、Kiwi式子育て方法(あくまで、彼の視点ですクスッと笑える内容に加え、Kiwiのスラングや特別な言い回しがたっぷり詰まっているのでオススメです!
ニュージーランド英語のフレーズをご紹介!
Kiwiの人々が日々使うカジュアルな言い回しをいくつかご紹介します!Thank youと同じですが、とてもカジュアルでフレンドリーな言い方です。
お店でThank you!という代わりに使えば、ネイティブっぽくなります
No problemやYou’re welcomeの代わりに使います。
人とぶつかってsorryと言われた時や、何かしてあげてThank youと言われた返答に、All good!と返すととても自然です
All goodと同様に使えるとても便利な言葉です!
「ちょっと時間に遅れそうなんだけど..」と友達に言われた時などにもNo worries!と返してみましょう
文面とは全く関係ない意味になりますが、「(根拠はないけど)大丈夫と思うよ」のような感じで使います
行き先を決めていない旅や、適当にドライブする時に「Let’s take a Tiki tour!」のように使います
- まとめ
- いかがでしたか?
他にもいろいろKiwi英語について紹介していますので、こちらも是非ご覧下さい
ニュージーランド英語 基礎知識
ニュージーランドの文化では、「他と違うことは良いこと」ととらえられています
Kiwi Englishの発音は今まで聞いてきた英語と全然違う!と、ストレスにせずアクセントの違いを楽しんでみましょう!