2019年10月より 観光ビザの事前申請 NZeTA 及び観光税 IVL 導入のお知らせ
2019年10月1日より、ニュージランドで新しい電子出入国システム、NZeTAと、観光税「International Visitor Conservation and Tourism Levy (IVL)」が導入されることになりました。
今年10月1日以降、該当の条件が当てはまる方はニュージランドに渡航する前にこのNZeTAの申請を完了させる必要があり、事前に申請を完了しない、または申請が却下された場合は入国を拒否されてしまいます。
NZeTA申請が必要
◇Visa Waiver(ビザ免除)の対象国から渡航で、入国またはニュージランドで乗り継ぎをする者◇Visa Waiver(ビザ免除)またはTransit Visa Waiver(通過ビザ)の対象国のパスポートを保持し、オークランド国際空港で乗り継ぎをする者
◇国籍関係なく、クルーズ船でニュージランドに入国する者
◇オーストラリアの永住権保持者
※日本はVisa Waiverの対象国です。
NZeTA申請が不要
◇事前にニュージランドビザの申請が必要な者◇ニュージランドのパスポート保持者
◇ニュージランドの永住権保持者
◇オーストラリア国籍保持者
※学生ビザ、ワーキングホリデービザ、就労ビザ、永住権など、すでにニュージランドの他のビザを持っている方も申請は不要です。
◇申請料:$23(オンラインからの申請)、$17(モバイルアプリからの申請)
◇有効期間:2年間(2年間の間に複数回の渡航が可能)
NZeTAの申請は2019年7月より可能になります。
申請から受理されるまで72時間ほどかかることもあるとのことです。
空港についてから「申請完了が確認できないので搭乗できません」という事態にならないために、10月以降にニュージランドに留学予定の方は早めの申請がお勧めです。
IVLについて
同時に発表が出ているのが、International Visitor Conservation and Tourism Levy (略 IVL)という、いわゆる観光税の導入です。2019年7月以降、観光、ワーキングホリデー、一部の学生ビザや就労ビザなどニュージランドに一時期間滞在する者は$35のIVLの支払いをする必要が出てきます(有効期間は同じく2年間で、複数回の渡航が可能)。
該当するかどうかは、上記のNZeTAやビザの申請をする際に登録システムが判断し、支払いが必要である場合はビザ・NZeTA申請料との同時決済がされる、とのことです。
今年の後半にニュージランドに観光や留学に行かれる方は、少しだけ諸費用が上がりますのでどうぞご注意ください。