体験談
Experiences
NZでファーム生活!
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- 名前
- KOKI
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- 学校
- NZLCオークランド校
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- 滞在期間
- 2019年5月~
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- 留学をしようと思ったきっかけ
- ニュージーランドに来る前は、バックパッカーで海外を旅していました。色んな国でたくさんの人に助けてもらいながらの旅行は、とても楽しく充実していました。しかし、それと同時にTank you以外の感謝の伝え方が分からず、会話も続けられない自分に不甲斐なさも感じていました。
英語が話せれば旅行がもっと違う一面からも楽しめるだろうなという気持ちと、このバックパッカーでの経験を生かせるような仕事に就きたいという思いから、英語を学ぶため留学を決めました。 - Aucklandでの学校生活
- NZLCでGeneral English のコースに約6ヶ月通っていました。
もともと英語の授業が大嫌いで学生時代はずっと英語から逃げてきたと思います。そんな自分にとって語学学校での授業はとても新鮮で、初めて英語が楽しいと思えた瞬間でした。授業では、先生方も生徒たちが飽きないようにゲームを取り入れたり、国籍が同じにならないようにペアを組みなおしたりと工夫してくれていました。また覚えた英語をその日のうちに使える環境にいたというのもすごくよかったです。
クラスはアジア人と南米人が中心で日本人が3分の1くらいを占めていた時もありました。国籍のバランスはあまりいいとは言えませんでしたが、クラスメイトとは放課後バトミントンをしたり、ご飯食べに行ったり、休みの日にはみんなで遊びに行ったりと充実した学生生活を送れたと思います。
- Alexandraでのチェリーピッキング
- Student visaからWorking holiday visaに変えた後、南島のAlexandraという街でチェリーピッキングの仕事をしました。
梯子を使って屋外で1日中チェリーを収穫し続ける仕事はとても過酷でした。また、私は車を持っていなかったので毎日5:30頃に起きてOrchardまで片道約40分かけて自転車で通っていました。そのため毎日クタクタで、ベッドの入った瞬間に気絶したように眠りにつく日々を送っていたのを覚えています。
仕事がきつい割には、歩合制のチェリーピッキングの仕事では思ったより稼げませんでした。 - Te Pukeでの生活
- 3月から6月はTaurangaの近くにあるTe Pukeという街では、ロックダウンを挟んで2カ所のキウイフルーツのPackhouseで働きました。
Packhouseでのパッキングの仕事は、最初のうちは段ボールで手を切ったり、同じ作業の繰り返しで辛いことも多かったですが、慣れてくるとそれほど苦には感じなくなりました。仕事にも慣れ一緒に働く人たちとも仲良くなってきたころに、ロックダウンで仕事を続けられなくなりました。Packhouse自体は稼働し続けていたのですが、Landlordが心臓に持病があったため、もしものことがあったら困るという事から仕事を辞めました。
ロックダウン中は収入がなかったためLandlordが家賃をタダにしてくれていたので助かりました。家の敷地からは出られない生活でしたが、卓球をしたり、猫と戯れたり、庭のフルーツを収穫したり、Landlordの奥さんの作る美味しご飯を食べたりと、毎日楽しく過ごせていたと思います。
ロックダウンが終わり別のPackhouseで働きはじめることができました。最初に働いていたPackhouseよりも大きく日本人も10人以上働いていたと思います。仕事内容は最初のPackhouseとほとんど同じですぐに慣れることができました。シーズンが終わる最終日にパーティーがあり、いろんな国籍の人たちがそれぞれの国ごとに披露する伝統的なダンスやパフォーマンスを観る事ができました。私たち日本人もソーラン節を練習して披露しいい思い出になりました。 - Ashburtonでの仔牛の世話
- Christchurchの近くのAshburtonという街では、Daily farmで仔牛の世話の仕事をしました。
仕事は、仔牛にミルクをあげるのがメインで冬の寒い中での仕事でしたが、日本ではできなような経験ができたため最初は楽しかったです。しかし、ここのFarmは南米人しか働いておらず、周りに何もない所での住み込みだったため生活はかなりストレスが溜まるものでした。毎日のように夜まで大音量で音楽をかけて大騒ぎ、部屋は汚く電気もエアコンもすべてつけっぱなし…気にならない人大丈夫なのでしょうが、私には我慢できませんでした(笑)
- Timaruでの生活
- Oamaruの近くにある街、Timaruでは、人参ジュースの加工工場で働いていました。
仕事自体は簡単なものでしたが、Night shiftだったためここでの仕事は眠気との戦いでした。また、Ashburtonとはうって変わってここで働いている人たちはほとんどが中国系マレーシア人でした。住んでいた場所も会社の寮だったため、中国語と中国訛りの英語を聞き続ける毎日でしたが、マレーシア人はとにかくみんな親切でフレンドリーだったため居心地はとてもよかったです。
また、同僚たちと作った食べ物を持ち寄るパーティーが何度かあり、私も唐揚げや巻き寿司を作りました。普段は食べられないような美味しい中華の家庭料理もたくさん味わえて幸せでした。 - 最後に
- よく海外行ったら世界が変わった!とか自分を変えられた!なんてことをよく聞きますが、私はそこまでではありませんでした(笑)しかし、様々な国籍の人たちと接する事で、物事をいろんな角度から見れるようになったり、細かいことが気にならなくなったりはしたなと思います。
私が経験した仕事は、そのほとんどがきつくてもう二度とやりたくないものばかりでしたが、不思議と経験したことを後悔しているものは1つもないです。今となればいい思い出ですし、どんな経験も無駄にはならないと思います。そして何より辛い経験の方か後々いいお土産話にもなります(笑)
また私の場合は、一時帰国した際に語学学校で一緒だったコロンビア人の友達が日本に遊びに来て、京都、大阪、東京を案内するという経験もできました。海外の人の日本に対するリアルな反応を間近で見れる貴重な時間を楽しめました。
どんなきっかけや目的でもいいと思います。少しでも海外での生活に興味をお持ちでしたら、是非ワーホリや留学を経験してみてください!