体験談
Experiences
The Best Experience Ever!
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- 名前
- 伊神 沙友子
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- 滞在期間
- 10ヶ月
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- ニュージーランド留学のきっかけ
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私に留学のきっかけを初めに与えてくれたのは母親でした。私自身も進学した大学が、国際色豊かな大学であったことから、留学には前々から行きたい思っていたので良い機会だと思い留学をすることを決意しました。
- ニュジーランドへの準備
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私は、ニュージーランドに渡航する前は九州に住んでいたので、福岡にある留学エージェントにサポートをして頂くことになりました。オリエンテーションをして頂いたり、個人的に相談に乗ってもらったりサポートをして頂き、留学前の不安を軽減することが出来ました。
留学前の本格的な準備はすごく忙しかったです。私の場合は学生ビザだったため、残高証明書の取得、健康診断、ビザの申請などやることはたくさんありましたが、中でも一番大変だったことは、住んでいた部屋の契約を解約することでした。下宿をしていたため、荷物やバイクを実家に郵送したり、いらない物を捨てたり売ったりしました。同時に荷造りも行っていたため、留学に必要なものを買い足しながら部屋の掃除をしました。
なんとか全ての事を終え、数日間、実家に戻り家族と過ごせる時間を出来るだけ沢山とりました。実家に滞在中は「留学に行く機会を与えてくれてありがとう」と何度も感謝の意を両親に伝えたことを覚えています。そしてあっという間に実家での時間も流れ、ようやく渡航の日になりました。両親が、涙を浮かべながら見送ってくれました。私は、すごく緊張していましたが、沢山の期待を胸に飛行機に乗り込みました。 - ニュージーランド到着後
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ニュージーランドに到着後、まずホストファミリーの家に向かいました。暖かく迎えてくれて緊張がほぐれ、お腹がすいていることを言ったらすぐにサンドイッチを作ってくれてそれを一緒に食べながら会話が弾みました。語学学校もすぐに始まりました。まず登校初日は、レベル分けテストを受け、自分のレベルに見合ったクラスに入りました。すぐに友達も増え先生方にもよくして頂きました。
それから週末はホストファミリーとコーヒーを飲みに行ったり、友達とオークランド市内を散策したり、英語を勉強しながら、すごく充実した日々を過ごしていました。ニュージーランドに到着してから一か月後、お世話になったホームステイ宅を出てオークランドの中心街で暮らすことになりましたが、変わらず沢山遊び、沢山勉強もし、快適なスクールライフを送りました。
この頃に出来た一番記憶に残る思い出は、コロマンデルへのロードトリップです。このロードトリップが私にとって素敵な思い出になったのは、沢山の外国人の友達と旅行をしたのが私の人生の中で初めての経験だったからです。オークランドから、友達と車で片道三時間くらいかけ、コロマンデルに到着後、テントをたててから海に遊びに行き、夜はみんなでバーベキューを楽しみ、夜はテント場で遅くまで盛り上がりました。次の日もみんなテンションが下がることもなく、超ハイテンションでコロマンデルを観光してから、帰路につきました。 - 大ピンチ
- 私のオークランドでの最大のピンチは、カバンをまるまる一個、盗まれてしまったことです。その中には、財布、パスポート、携帯など様々な貴重品が入っていたので、大パニックで涙も出てきませんでした。とりあえず、被害届を出し日本から必要な書類を送ってもらい、オークランドで新しいパスポートの申請をしてから一ヶ月程でパスポートが届きました。この時、沢山の友達がサポートしてくれました。周りの温かさに触れながらこのオークランドで最大のピンチを乗り越えることが出来ました。この時は、「今までの人生で最大の大ピンチや!」と思いましたが、今になれば、これも自分が成長していく上で必要な経験だったなと思うことが出来ます。
- さらなる高みを目指して
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悲しいことも楽しいことも中身がいっぱい詰まった留学期間も終わりを迎えようとしていた頃、私は迷っていました。「もっとここにいたい」という想いが大きくなり、両親に相談をするも大反対でした。早く大学を卒業して早く社会に出てほしいと言われました。しかし、何度も何度も説得をして喧嘩もしました。日本を出る前の私だったら、「ここまで反対しているのならば。」と諦めていたと思います。しかし、この地に来て自分の将来への理想が鮮明に描けられるようになり、「今ここを離れることは出来ない。」と思い、その後も何度も両親と話し合いをし、ある日突然、「あなたがそこまで言う程、何かを掴める気がするならばやってごらん。」と言われました。
今は、新しいビザの取得しこれから先のまた一年の生活に胸を躍らせています。今ここで生活できるこの環境の全てに感謝をしながら、これからも高みを目指して頑張っていきます!