体験談
Experiences
ゼロからのスタート
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- 名前
- Otake Yuta
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- 学校
- AUT University
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- 滞在期間
- 9年間
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- ニュージーランド留学をしようと思ったきっかけ
- 初めて、ニュージーランドを訪れたときは高校生でした。人生で一度も海外に行ったことがなく、飛行機に乗ったことすらありませんでした。高校受験に失敗した悔しさもあり、日本の学校にいるときは勉強付の毎日でした。ニュージーランドへの留学を薦めてくれたのは学校の先生で、勉強の息抜きに短期留学もいいんではないかと家族からも薦められました。ニュージーランドの学校は、自由な時間が多く日本の高校には味わえない楽しさがありました。それをきっかけに、日本で通っていた高校を自主退学し、本格的にニュージーランドの学校へ通う事にしました。今思うと、若さと度胸で決断した留学でした。ニュージーランドでは高校、短大、大学に通いました。短大を卒業した後は、大学に行くための貯金をするためにレンタカー会社に正社員として就職しました。三年近くフルタイムで働き、退職後は他の会社でパートタイムで働きながら大学に通いました。今では、日本人と関わることがほとんどないので少し寂しいです。
- 休日の過ごし方
- ニュージーランドの人は、休日を上手に使う印象がありました。レンタカー会社で働いていた時は、車が好きな人が多かったので、友達10人ぐらいで週末にサーキットを貸し切って走行会やドリフトなどをしています。ニュージーランドで走っている車は、日本から来た車が多く日本人にとっては見慣れた車が多いです。他にも、休日を使って車の整備や改造をしています。日本よりも自動車税が安く、車が好きな人にとってニュージーランドは最高な国だと思います。又、長期休暇の時は友達とニュージーランド国内の旅行をしたりしています。
- ニュージーランドの教育システム
- ニュージーランドの教育システムは、日本の教育システムとは異なります。ほとんどの高校で選択教科制が導入されており、自分は理系だったので化学、物理、数学、統計学、英語を選択していました。しかし、英語での授業に慣れるまで6カ月くらいかかりました。授業のペースも比較的早く、授業で分からなかったことは放課後に担当の先生に直接聞きに行っていました。教科書も全てが英語なので、高校生活に電子辞書は必需品だと感じました。ニュージーランドの高校はYear 12(高校二年生)まで通い、NCEA Level2 (高校二年生終了証)を取得と同時に、短大に編入しました。ニュージーランドの教育システムでは高校を卒業しなくても、勉強する分野によっては短大や専門に編入することが可能です。日本の家族は高校を卒業しないことに抵抗があり、家族喧嘩も多々ありました。ニュージーランドではよくあることですが、日本の家族は中卒になってしまうんではないかという心配があったそうです。ニュージーランドでは単位を繰り越しすことが出来き、短大の単位も大学に持ち越すことが可能でした。自分の場合は高校を卒業していませんが、大学に入学することができました。
- 今後の目標
- ニュージーランドで永住権を取得し、一人のキウイとしてニュージーランドの社会に貢献できるように頑張ります。自分自身も留学生として勉強をしたので、将来的には何らかの形で留学生の手助けをしたいと思っております。又、留学をしたことにより、文化の違いやニュージーランド独特の習慣についても理解することが出来ました。