ニュージーランドで盛んなスポーツ
基礎知識

ニュージーランドでは1-2月のプレシーズンの後、3月から8月まで15人制ラグビーのシーズン、9月から12月にかけて7人制ラグビーのシーズンになっています。2月から10月はプロの試合も多く、テレビはもちろん、スタジアムやバーに観戦しに行くことでラグビー大国と呼ばれるニュージーランドの熱狂ぶりを直に感じられること間違いありせん。公園に行けば必ずラグビーボールを持った子供がおり、小学生から40歳以上までみんなが楽しくラグビーをやっている姿はニュージーランドではラグビーが生活の一部であることを実感させられます。また、ラグビーのシーズンオフ中はタッチラグビーやタグラグビー、ターボタッチなどラグビーボールを使った様々なスポーツを1年を通して体験することができます。

クリケットは簡単に言うところのソフトボールに近いスポーツです。日本では馴染みのないスポーツですがニュージーランドではラグビーに並ぶほどの人気があります。ワールドカップの時はバーは人で溢れ、スポーツショップはクリケットのグッズでいっぱいになります。ラグビーと同じようにほとんどの公園にはクリケットのピッチが置いてあり、シーズン中の公園ではラグビーとクリケットが場所を取り合う様子はお馴染みの光景です。

ニュージーランドはゴルファーのためにデザインされたような国だとも言われます。この国の気候が広々としたフェアウェイと青々としたグリーンを作り出し、多くのコースでは目を見張るような絶景を楽しむことができます。これまでにニュージーランドの数々のゴルフコースが世界のトップコースに選ばれています。人口1万人あたり1コースという高い割合のおかげで、小さな国にしては珍しく多くの世界クラスのゴルファーを輩出しています。

ニュージーランドでは水上スポーツも盛んです。人口120万人を擁するニュージーランドの最大都市オークランドは、世界のどの町よりも人口あたりのボート所有数が多いといわれています。オークランドのハーバーでは週末になると色鮮やかなセイルが万華鏡のように散らばり、レースを楽しむヨットやハウラキ湾へ日帰りクルーズに出かけていく船を見ることができます。