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体験談
Experiences

田舎町の現地高校留学

コロナ禍と海外留学


私がこの体験談を執筆しています今現在、世界中はコロナ禍です。日本でも多数の感染者が報告されています。(2020年11月)



留学考えていたけれど、コロナで行けなくなってしまった。予定がかなり狂ってしまった方も多いと思います。
私もこの未曽有のパンデミックをニュージーランドで過ごしている中、NZの国境封鎖や私のビザ既定の変更でNZ滞在の危機に陥ったりのかなり忙しく厳しい一年だったなと思います。

将来の不安や、いつまでNZにいれるかなど心配事でモヤモヤが止まらない日だらけでした。
特にこのコロナ禍での国境封鎖、ビザ問題など大規模すぎて自分の力ではどうにもならない問題でした。
私が抱えていた不安感の話をNZに在住歴の長い知り合いの方たちの前で話をした時に

「とりあえず何か今できることをやっておく」

その場にいた多くからいただいたアドバイスでした。
そんな心持の方が、このブランクは無駄じゃなかった、できる準備はやれるだけやった!というエネルギーと気力や、蓄えた情報量、目的意識や日々の過ごし方が違うと言います。

少しでも、現地校留学経験が参考になれば幸いです。


   

学校生活はどんな感じでしたか?
ニュージーランドの現地校に行って思ったことは全体的に「自由」なことが多いです。個人的に、大学に近いイメージです。必修は有れど、自分の興味のある科目を選ぶといった柔軟さやモーニングティーの時間に(午前10時から30分位の休憩時間)何か食べたければ食べる、友達と話すも良いし勉強してるもよし。自分がやりたいことをやって、先生も、親(ホームステイ)も、友達もそれを尊重する。それは、ニュージーランドの文化とも言えそうです。日本でのクラスと教室は固定、先生の話を聞くみっちり授業に、テストや運動会などの順位競争とみんなと足並みと揃える環境で100%育ってきた私にとっては、正反対に感じる教育プログラムでした。

(余談)ラグビー大国NZなのでもちろん体育の授業にラグビーはありました。学校のは校庭には必ずといっていいほどラグビーのゴールポストがあります。ただ、私の現地校でやったのはタッチラグビーという簡易版ラグビーなのでタッチされたら他の人にパスをするルールなのでラグビーほどの危険さはありません。ただ、ラグビーのクラブチームにいた生徒のパスが正確ですが早すぎてキャッチした時とても痛かったです(笑)
   


現地校で友達は沢山出来ましたか?
   
現地校に行っていれば友達が沢山出来るという訳ではなく、もちろん自分からの行動が必須でした。クラスメイトに自分から声を掛けてみるなど、友達作りにも努力は必要です。
現地の地元生徒だけでなく留学生とも仲良くなるのは大切なことだと思います。同じ第二言語として英語を学ぶ大変さや母国を離れる寂しさなど分かりあえ、共に留学を頑張る心強い存在です。私の当時の留学生の友達とはNZを離れてもなお関係は続いていて、母国から日本旅行に来た時に東京で会ったり、逆に私が海外旅行に行った時に案内してもらったりなど世界中に友達ができます。また、現地校で知り合った青森の高校から来ていた日本人の女の子も東京観光の時に久しぶりに会ったりしました。同じ日本人だから日本人とは絶対関わりたくないという人も中にはいますが、私的には、日本語を控えつつ、ずっと日本人と固まらなければいいんじゃないかという考えだったのでそこまで国籍は気にせず、多くの人と知り合い、友達になろうと思い行動していました。

ホームステイはどうでしたか?
私はイギリス人のご夫婦と私の3人暮らしのホームステイ先でした。
私を本当の娘の様に、家族の一員として接してくれました。夕食後のゆっくりする時間はホストファーザーに発音の練習を見てもらいました。日本語には無いRやthの発音などは、この時間にたくさん指導してもらいました。

お二人の息子さんと娘さんは二人とも成人していたので既にお家を出ており、息子さんはオーストラリアで就職しブリスベンに住んでいて、1年の滞在中、1度しか会えませんでした。娘はケンブリッジの街から30分程のハミルトン地区に住んでいました。週末はよく娘さんのお家に行って赤ちゃんだったお孫さんの面倒を見に一緒にハミルトンの公園や湖に行ったりしました。

私の滞在したケンブリッジは、ワイカト地区にある小さな田舎町です。特に緑が美しく豊かな町だったので、四季で移り変わる木々と古風の街並みはとても綺麗でした。また、競走馬の産地としても有名なので、町から出ると羊や牛の放牧だけでなく引き締まった体の筋肉ムキムキの競走馬もたくさんいました。町を出た公道で乗馬散歩している人も時々、見かけました。



留学を考えている方・お子様の留学を検討されている保護者の方へ留学の魅力を教えてください
私が留学でよかったと思えるのは、英語の勉強になったのはもちろんですが、友達や知り合いを作るうえで、お互いに直接会って知り合うことができることだと思います。
英語が上手く話せなくてもコミュニケーションに身振り手振りを交えてをしていると、ある程度は伝わりますし、相手も目の前で一生懸命話しているところをしっかりみてくれることで第二言語の英語で会話する場合はメールやオンラインのスクリーン越しよりもより、スムーズな会話、相手に自分のことを知ってもらえたと思います。

オンライン英会話や、英会話教室では経験できない、自分の周りは英語を話している、英語の環境に身を置き、生活の中で何気ない会話をする、自分が話していなくても周りの会話を聞いてるだけでも、留学生活の中で新しい発見をするこや文化の違いを知るというだけでも大切な経験だと思います。NZは移民の多い国なので、文化の違いや多様性を認めることの大切さ、認めることを浸透させるための努力をより感じると思います。

日本にいた時にあまり感じたことのなかった自分が少数派になるということ。現地校で圧倒的にNZ人生徒が多い中、自分が留学生という立場で校内で少数派になった時に初めて私は、新しい文化やバックグランドを持った人を受け入れてくれる事の寛容さや受け入れてくれる人の優しさに救われました。自分が寂しい思いや困っていた時に、見ず知らずの人に助けてくれたことに感謝した経験をすることで、町で明らかに迷ってる人に声を掛けたり同じシチュエーションで困ってる人を助けようと思う気持ちが芽生えると思います。


今の時代、簡単にネットに繋げられるのでいつでも日本のメディアをみたり、日本に住んでいる友達と簡単に連絡が取れます。繋がろうと思えばずっと日本と繋がっていられます。便利の反面、ネットの使い方を自分で管理することが必要になったと思います。

そこで知り合った友達と連絡を取ったり、お互い遠い国に住んで家も繋がりを保つときこそ、ネットがあれば簡単にできます。オンラインで授業を受ける、友達と話す、動画を見る、出前でご飯を食べるなどネットで出来ることが莫大に増えた今、デジタル上だけで完結できない友達作りなどの交友関係を広げることに頑張ってみてもいいかもしれません。私は、英語が大好きで英語の勉強をしていたとう動機よりも「友達ともっと話したい。あの時、日本語では浮かんでたけどそれが言えなかった」という悔しさともどかしさで勉強しました。現地にいることで生まれる英語勉強の動機も留学の魅力です。




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