体験談
Experiences
外の世界に惹かれて
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- 名前
- 川越 亜矢
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- 学校
- Wellington Business Language School Whitireia Polytechnic Colleges EDENZ Cooleges
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- 滞在期間
- 2011年6月-
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- 留学を決めた理由
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当時、保育士として働ていた私は’このまま日本でキャリアを積んで細々と暮らしていくのだろうな’と思っていたのですが、何故か漠然としない環境にずっと疑問を持っていました。ある日ふと近くの図書館に足を運ぶと、そこで見つけた本「フィンランドでの幼児教育」が目に入り、フィンランドでの教育方針がどの様になっていて、その国での福祉に対する意識、また社会全体で子どもをサポートするという教育方針に強く心を打たれ、日本の外にはいろんな価値観や世界観があるんだと気づきました。
それを機に海外で幼児教育を勉強したいと思い、細かい予定を立てていきました。そんな中、幼児教育という専門の勉強する前にきちんと英語の力をつけようと思い、一年間の語学学校に通うことを決め、勉強への環境が整っているニュージーランドでの留学を決めました。 - NZでの学校生活
- 元々比較的日本人の少ない環境で英語を学びたく、最初の一年はウェリントン市内から20分程離れたLower Huttという小さな町にある語学学校で、英語勉強をスタートさせました。全体の学生人数も比較的少なく、国はヨーロッパ、韓国、日本と世界各地から来ていて、学校の雰囲気もとてもアットホームで英語を学ぶにはとてもいい環境でした。また学生一人一人の英語を学ぶ姿勢も真剣で、少なくとも私たち日本人は同じ国同士でも常に英語でのコミュニケーションを心掛けていました。その後はニュージーランドで一番大きい都市オークランドに移り、幼児教育やビジネスを学ぶため、専門学校に通いました。その中では、さらにアカデミックな英語に沢山触れ、プレゼンテーションや実習、そして沢山のレポートを提出されることが要求され、毎日課題に追われた日々を過ごしたのを覚えています。ただそんな環境のなかでも、いろんな国から来たクラスメートと一緒に助け合いながら、チームワークで課題をクリアしていき、たくさんの達成感もありました。
こういった学校生活の中で、言語の奥深さを学び、色んな国の人達と交流していく学校生活は充実していて、また英語のスキルが日に日に伸びていく自分の姿に日本で得たものとは違う誇りと自信を手に入れ、とても貴重な学校生活を学べたと思っています。 - 今後の目標
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ひとまず数年間の学校生活を終え、今は学校で学んだ分野での就職を目指しています。将来は、また違う国で働いている自分も想像しているので、ニュージーランドでキャリアをしっかり積み、その経験を存分に活かしていけたら思っています。
- 留学を考えている方へ
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今までの環境を変えることは大きな事で、不安もたくさんあるかもしれません。それでも、日本の外へ出てみようと決意した自分の勇気に誇りを持って下さい。海外生活では周りの環境が変わるだけでなく、自分自身をも成長させてくれます。色んな物や人々に出会いながら、その中で新しい自分をたくさん発見して、素敵な海外生活が送れることを願っています。