体験談
Experiences
自分を見つめ直す
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- 名前
- 樋爪 優也
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- 滞在期間
- 2012年5月-2014年12月
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- 留学のきっかけ
- 叔母がアメリカに高校留学をし、今も尚そこに住んでいる事もあって幼い頃から留学ということに興味を持っていました。決断をしたのは高校1年の3学期でした。英語のレベルは英検準二級をギリギリ合格出来たくらいでした。叔母には治安、教育制度などを含めてNew Zealand とAustraliaを勧められました。
- NZの高校生活
- 友人:
僕が通ったRangitoto CollegeはNew Zealandで一番大きな公立高校で、Kiwiと Asiaの割合は50%ずつくらいでした。1年目の選択教科の中でJapaneseを取ったおかげで、ほとんど英語の話せなかった僕にも興味を持って仲良くしてくれるAsia系の友達が出来ました。そこでspeakingを徹底的にトレーニング出来たおかげで、2年目からはKiwiの生徒とも打ち解けられました。待っているだけで話しかけてくれる人はあまり多くはありません。しかし不十分な英語力でも自分が一生懸命話そうとしていることが相手に伝われば、耳を傾けてくれる優しい人が多いです。大切なのは自分から積極的に話しかけていくことです。
勉強:
New Zealandの教育は、日本の教育に見受けられる「1つの答えを素早く、尚効率よく探す能力」はあまり重要ではありません。それよりも「自分の意見をしっかり持ち、それを他人に説明する能力」が問われます。それに基づき、授業も生徒に質問をしたり、議論をさせたりする教師がほとんどです。故にとにかく大切な事は、予習と復習をしっかりして、理解できなかった事はその日のうちに解決してしまうと言う事です。英語力の伸ばし方は人それぞれやり方があると思いますが、何よりも大切なのは同じ学校にいる日本人の留学生とつるまないようにすることです。時々ならわかりますが、毎日のように会って遊んでいるようでは成長を促すことは出来ません。
ホストファミリー:
僕のホストファミリーはフィリピン人の家庭でした。2人のホストブラザーとはとても仲が良く、ホストブラザーにはピアノやドラムを教えてもらったり、映画を見に行ったり、洞窟に探検に行ったりと色々な思い出があります。ホームステイ先によってはシャワー時間に制限があったりするのですが、僕のホストは寛容で長時間浴びていても何も言われませんでした。 - New Zealandでよかったこと
- 日本の高校生活では勉強や部活に追われ、自分の人生について向き合って考える時間を確保するのは難しいと思います。New Zealandではテストの期間を除けば、自由に使える時間を多く持つことが出来ます。その時間を有意義に使うことが出来れば、今後の自分の道筋を模索できます。勉強するも良し、本を読むも良し、友達と海で語り合うも良し。時間に管理されるのではなく、自分で時間を管理することの勉強になったと思います。
- New Zealandに留学を考えている方へ
- New Zealandはのどかで、国際色が本当に豊かです。1つの国に滞在しながらここまで色々な文化に触れることの出来る所は中々ないと思います。英語力を伸ばしたい方、海外でリスタートしたい方、心の底からお勧めします。頑張って下さい!