体験談
Experiences
留学で人生を変えるのも自分次第
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- 名前
- 松永 直子
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- 滞在期間
- 2014年6月から2015年5月
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- 留学を決めた理由
- 日本で大学を卒業した後、海外(タイ、シンガポール)にて長らく働いていました。仕事を得られ、同僚にも恵まれ、ある意味充実はしていましたが、ふと、この先どこでどうやって暮らしていくのかと疑問に思い始め、海外に住むなら英語圏の国で住みたいと思った事からNZ行きの計画を立て始めました。実は、日本で大学在学中にも1年間休学してクライストチャーチに英語留学したことがあります。まったく初めての国ではなかったこともあり、自然が豊かで良い印象を持っていたことでニュージーランドに決めました。この度の留学は、留学が目的というよりは、将来この国で永住権取得を目指したく、国外からの就職活動が厳しかったという経験もあって、ニュージーランド国内にいて仕事を探したかったということもあり、まずは留学を決めました。
- AISを選んだ理由
- 長らくホテルやコールセンターで働いてきた経験と、以前カナダで専門学校留学をした際に、ツーリズムを学んだこともあってツーリズムマネージメントに興味がありました。1年の学業でニュージーランドの教育機関が定めるレベル7で、卒業後に1年のオープンワークビザが取得できるということもあったので、Graduate Diploma Tourism Management を選びました。他の学校だと2年のコースが多かったため、AISに決めました。また留学生が多く受け入れられているということもあって、親しみを持ちやすいかもしれないと思った事もあります。
- NZに来るまでの準備
- AIS専門学部コース入学条件がIELTS6.0ということで、IELTSの準備から始めました。シンガポールで仕事しながら、パートタイムの準備コースを英語学校で受講し(毎週土曜日午前9時から午後1時、10回)、宿題以外にも自分から進んで先生にアカデミックライティングを見てもらい、試験に挑みました。また、仕事ではコールセンターで世界各国からのお客様からの電話対応をしていたので、インターネット検索して様々な英語の発音練習をYouTubeで毎日出勤前にし、役に立ったと思います。
- NZでの生活
- 学校は3学期制となっていて、1学期は大体11週間から12週間で終わります。受講する科目にもよって学校に行く日数は異なりますが、学校に行かない日でもアサインメント(エッセイやレポート)やプレゼンテーションの準備で最初の学期のころは大変でした。2学期目からはパートタイムで仕事を始め、授業と仕事と忙しい学生生活となりました。2学期目は毎週、アサインメントの締め切りを迎えて、忙しかったけれどあっという間に試験、そして学期修了となりました。クラスメイトたちと様々なディスカッションをしたり、教授や講師たちも職場経験を得た方が多く、毎回の授業は新しいことを学べて楽しいです。ツーリズムを観光客の立場や観点から見るのではなく、ツーリズムの現場で働く立場からその学問を学び、有意義な経験だと思います。教科書を丸暗記とかではなく、自分の意見を自分の言葉で表せる場が授業中やアサインメントで与えられています。アサインメントやプレゼンテーションを終えた後は、充実感があります。パートタイムの仕事は、学校の就職課が紹介してくれたオークランド動物園で写真撮影・販売の仕事で、クリスマス休暇中はフルタイムで働けたので、ローカルの会社での職場経験を得られて有意義でした。 夏休み期間での仕事でしたので、SEEKというウェブサイトから別の仕事も探し、今はオークランド空港のラウンジウェイトレスとして働いています。職場経験を得ることにより、様々な人との出会い、文化の違いなど、広い世界を知る事が出来ると思います。今は学校の寮を出て、フラットを借りています。そこでもフラットメイトと一軒家をシェアして、寮とは違ったふつうの生活が出来て楽しく過ごしています。
- 今後の目標
- 卒業まであと2ヶ月。学業に結びついたフルタイムで働ける仕事を得られたらなと思いますし、最終目標に一歩でも近づけるように努力したいです。
- NZにこれから来られる方へ
- ニュージーランドでどういう生活をしてみたいのか、目的を持つ事。英語圏の国での生活となるので、もちろん英語が出来る事で損はないし交流も仕事の幅も広がります。留学や海外での生活で新しい自分を見つけてみませんか。留学で学ぶのもよし、ワーキングホリデーで現地就職するのもよし、アウトドアや自然を満喫するのもニュージーランドならではと思います。恐れていては前に進めない、いざとなればなんとかなるものと信じてます。英語の学び方も学校へ行くだけではなく色々な手段がありますので、自分に合ったやり方で学べば楽しく学べると思います。違った世界を見て経験して、それが充実したものであるかどうか、すべて自分次第です。