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留学コラム
Column

ニュージーランド留学のホームステイ事情。現地スタッフが全解説!

ホームステイ
留学時の滞在先を考えた時に、最初に出てくるのはホームステイという選択肢ではないでしょうか。現地の家族と暮らすことで、英語環境に浸ることはもちろん、生活の中で様々な文化の違いを感じられるのはホームステイならでは経験です。しかし短期、長期を問わず滞在先は留学生活の大きな部分を占めます。現地の生活に馴染めるか?家族とどんな風に過ごせば良いのか?などの不安はつきものですよね。そこで、ニュージーランドでのホームステイや生活スタイルについて、知っていて損はない!情報をまとめてみました。

Content

ニュージーランドのホームステイ環境は?

ホームステイ_環境

ニュージーランドの家族のカタチ

ニュージーランドは主にヨーロッパ・UKからの移民国家です。しかしながらマオリと呼ばれる先住民、また近年はアジアやインドなど世界の様々な国から移住してきた人が暮らしており、特にオークランドのような都市部では夫婦でも国籍が違うということがよくあります。よって、ホームステイの家族は白人とは限りません。ミックスされた文化や生活スタイルはニュージーランドの特徴、また歴史の一部でもあり、それを体験できるのがホームステイの醍醐味でもあります。


ニュージーランドはやっぱり田舎?!

羊や牧場のイメージが強いニュージーランド。都市部ではファームはあまりありませんが、とは言ってもホームステイ家族が住んでいる郊外はやっぱり田舎。日本のように、家から少し歩けば自動販売機やコンビニエンスストア、カフェなどがある便利な環境とは大きく異なります。デイリーと呼ばれる小さなコンビニのようなものはありますが品揃えは必要最低限です。その代わり公園や自然が多い場所はたくさんありますので、ピクニックや読書などのんびりした生活を楽しんでみましょう。


ホームステイ先での生活ってどんな感じ?

食生活

食生活

リタイアした高齢のご夫婦を除き、ほとんどのホストファミリーは共働きです。そのため、料理にあまり時間をかけずシンプルな料理が食卓に上ることが多いでしょう。朝食や昼食は、キッチンにあるものから自分で用意するのが一般的です。

朝食:シリアルやフルーツ、食パン、ヨーグルトなど

昼食:サンドイッチとフルーツなどの軽食

夕食:肉類と野菜を一皿に盛ったイギリス風の食事やフィッシュアンドチップスなどシンプルな料理に加え、ライスも以外と食べられています。


家庭のルール

家庭により、生活スタイルは様々です。家族の一員として暮らすためにはルールを守り、分からないことはどんどんホストに聞いてみましょう。

シャワー:家庭により5分~15分など、短い時間で済ませることがほとんどです。

トイレ:使用後はドアを開けておきましょう。誰も使っていないという合図になります。この習慣があるので、家によってはトイレに鍵がついていないこともあります。

洗濯:節水のため、多くの家で洗濯は一週間に1回ほどです。ホストマザーが家族の分とまとめてしてくれる場合や、洗濯機が空いていれば自分の分は自分でしてOKなどルールは様々なので最初に聞いておきましょう。大きな洗濯機でグイグイ回すので、衣類が心配な方は日本の洗濯ネットを持っていくと便利ですよ。

喫煙:ニュージーランドでは、室内での煙草は違法です。電子煙草であってもステイ先での喫煙は厳禁です。各部屋に火災探知器もついており、窓を開けていれば大丈夫、ベランダならという考えは絶対に持たないでください。

Wi-Fi:各家庭のプランによりますが、使用した分を支払うというのが一般的で、決して安くはありません。留学生には、決められた料金(週$10程)を現金でホストに払う事で使用が可能など契約によりますので、事前にホストまたはホームステイ斡旋会社にしっかり確認が必要です。それでも、たくさんの動画の閲覧やダウンロ-ドをすることは控えましょう。


ニュージーランド人の人柄や生活スタイル

人柄

おおらかで世話好きなKiwi達

ニュージーランドの人達は自らをKiwi(キウイ)と呼び、誇りを持っています。とは言ってもプライドが高いという訳ではなく、『大きな世界の中のどこからも遠い小さな島国』という事実を受入れ、多少の不便さや田舎ぶりなんかも彼らにとっては笑い話のネタにしています。あまり細かいことは気にせず、仕事よりも自分の人生や家族と過ごす時間をとても大切にしている人達です。とっても世話好きでお喋り好きなので、困っている人がいれば声を掛ける、知らない人同士でも挨拶やちょっとした会話が始まるのは日常的な風景です。


体験してビックリの意外な習慣!

土足?裸足?:欧米系の生活というと、家の中でも土足を想像する方が多いのではないでしょうか。ニュージーランドでもその文化はありますが、意外と靴を脱ぐ家庭もあるんです。家の中のフロアはカーペット敷きが一般的で、玄関で靴を脱いで裸足か、室内用の靴に履き替えることも多いので、日本からスリッパか簡単に履ける布製の靴などを持ってくると便利かもしれませんね。ただ、靴を脱がずに家の中をウロウロしても咎められることもありません。逆に、外を裸足で歩くのもよく見る光景……そしてそのまま裸足で室内をウロウロ。境界線はどうやら無いようです。

食器はすすがない?:食べ残しや食器の汚れを少し落とし、洗い物が入ったシンクに熱めのお湯を溜めつつ直接食器洗い洗剤を入れると食器の泡風呂の出来上がりです。その中でスポンジやブラシを使ってキレイにしたら、ハイ終了!あとは布巾で拭いて食器棚に戻します。え? すすぎは? 実は無いんです。なので拭く時にはまだ泡がいっぱい残っていることも。これはイギリスからの文化の様です。日本人にとってはちょっとビックリですが、その習慣からか食器用洗剤は化学物質が使用されていない洗剤が多く出回っています。


以外と寒い?! 冬のホームステイは室内用上着を持っていくべし!

寒い

ニュージーランドの冬(7月~8月)は、南島では冬に雪がたくさん降りますが、北島は年間を通して比較的過ごしやすい気候なので雪が降ることも滅多にありません。そのためか家によっては(古い家の場合は)エアコンが無い部屋があったり家全体をしっかり暖める暖房設備が無いこともあったりするので室内に居ながらにして寒いということも。パーカーやかさばらない薄手のダウンジャケットなど何か羽織れるものを持っていくと重宝します。


ホームステイ先で役立つ豆知識

豆知識

部屋に籠らない!

日本人がついやってしまいがちな『何か問題があっても我慢して言わない』『英語に自信がないからと黙ってしまい部屋に籠ってしまう』などはホストにとっては何を考えているか分からないため一番苦労するそうです。ホームステイでの滞在中には文化の違いや英語が理解できず戸惑うこともあるでしょう。その中でも、分からないや困っていることをきちんと表現し伝えることが大切です。うまく話せなくてもホストはきちんと聞いてくれるはずです。


机に座るのは厳禁!

欧米の映画などではカジュアルに机に座って話すなんてシーンもよく見ますよね。日本ではマナー違反ですが、ニュージーランドでも同じです。ホストによっては厳しく注意される場合もありますので絶対にしないようにしましょう。


これさえ覚えていれば大丈夫! のマジックワード

英語がうまく話せなくて家族と仲良くできないのでは? そんな心配はこの2つの言葉で解消です。それは『Please(プリーズ)』と『Thank you(サンキュー)』現地ではマジックワードと呼び、お母さん達も子供達に必ず使うように教えます。お願いする時はPlease、何かしてもらった時はThank youと必ず言いましょう。当たり前の事のようですが、言葉ではっきり気持ちを伝える文化のニュージーランドでは、コミュニケーションの基本となるとても大切な習慣です。


まとめ

まとめ

ニュージーランドのホームステイ事情は、そのシンプルな生活スタイルから、便利さに慣れた日本人にとっては不便と感じる部分があるかもしれません。しかし情報過多で物が溢れる日本では気付かない、必要なもの不必要なものを考える機会を与えてくれます。また、たくさんの移民が混じり合うニュージーランドでは、人との『違い』は良い事と考えられていて、国籍や文化、考え方の違いをお互い受け入れて生活しています。ホームステイ家族が白人のニュージーランド人ではなかった、英語に訛りがあるから練習にならない、と言う人もいますが、それもニュージーランドという国の一部だと理解し受け入れることも大切です。
ホームステイ先はホテルではありません。自分でできることや手伝えそうなことは積極的に申し出ることで、家族との会話のきっかけにもなりますね。たくさんの驚きと現地の人達の生活に触れる事ができるホームステイを存分に楽しんで留学を百倍楽しい体験にしましょう!