体験談
Experiences
YOLO 〜Your Only Live Once
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- 名前
- 澤 來未
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- 滞在期間
- 2年
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- ニュージーランドを選んだ理由
- 私は大学でホスピタリティーを学んでおり、その中で2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックに伴うグローバル化による英語の重要さを感じ英語をもっと学びたいと思うようになりました。それと同時に、私の姉がサッカー留学でアメリカに行っており海外でスポーツをやることの楽しさや重要さを聞いていたので、日本で7人制ラグビーをやっていた私はラグビーの技術の向上もしたいと思い、ラグビーが国技であるニュージーランドに留学することを決めました。
- 渡航12ヶ月(語学学校)
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初めての留学で英語力に全く自信がなく不安だったので日本人スタッフがおり、また勉強のためにある程度厳しい学校がいいと考えAIS Auckland Institute of Studies に決めました。AISは少しシティから離れた場所にあったので人は多くありませんでしたし、シティのようにビルの中にあるのとは違い広い敷地があり芝生の庭やテニスコート、また体育館やジムも無料で使い放題だったので放課後アクティビティを通してすぐに友達を作ることができました。また専門学校も同じ敷地にあるので地元の学生との交流がありましたし寮も敷地内にありとても通いやすい学校でした。またシティに行きたい場合や住みたい場合も毎朝と毎放課後にシャトルバスが出ているので特に困りませんでした。重要な英語力の方ですが毎朝前日の復習テストがあり、毎6週ごとにレベルアップのテストがありました。
私は最初はPre-Intermediate(レベル1-8中5)というレベルだったのですが半年でAdvanced(レベル8)までいき7ヶ月目には国内での語学学校のレベルを決めるニュージーランド教育審査局との面談をGeneralコース代表として選ばれるまでになりました。その後は約3ヶ月間IELTSコースを受講しました。また、私は学校以外にこのころは15人制ラグビーもしていたので4月-8月までの4ヶ月間の毎週月曜日と水曜日は6時半から練習があり土曜日は試合という生活をしていました。またシーズンオフの時にはタッチラグビーをやっており勉強とスポーツでとても充実した一年になりました。
- 語学学校卒業10ヶ月(就労)
- 学校を卒業した私はまだまだニュージーランドを知りたいと思いワーキングホリデービザに切り替えました。もうすでに語学学校は卒業していたのでビザを切り替えてからすぐに仕事を探し始めました。私はラグビーやタッチラグビーで地元の方と交流する機会があったので特に仕事場に英語環境を求めず、すぐに面接し決まった日本食レストランで働きました。働いてみて思った事は日本食レストランといえども英語力は必須だということです。特に私が働いていたのはシティから少し離れた高級住宅街の方だったので日本人のお客さんは週に2人来るか来ないかというレベルでした。なので接客に関してはほぼ100%英語でした。また仕事なので学校の時とは違い、「わからない」では済ませられない緊張感もありました。しかし、お客さんとのコミュニケーションでは地元の人しか知らない観光スポットやレストランの情報をもらえたり、私の場合お客さんに呼ばれ笑顔や接客の態度をほめてもっらたこともあります。このような経験はやはり心にずっと残るし、大きな自信にも繋がります。またワーキングホリデーでは働くことができるのでお金も貯まり遊びや旅行に行く機会も増えます。学生の時は節約節約でできなっかたことがワーキングホリデーではできるようになり、さらにニュージーランドの良いところを知ることができました。
- 学生ビザとワーキングホリデービザを経験して思ったこと
- それぞれ一年づつ生活をし思ったことがいくつかありました。ニュージーランドに留学した人に聞くとすごく楽しかったという人とすごく退屈だったという人に大きく分かれます。私はどちらの気持ちも分かります。今でこそニュージーランドが大好きですが最初の半年はすごく退屈で早く日本に帰りたいと思っていました。思っていたほど現地の人との関わりはないしアジア人ばっかりだしショッピングモールも6時には閉まってしまいます。最初の半年間はいつもと同じ友達といつもと同じことをするだけでした。しかし、語学学校というのは短期の人が多く入れ替えが激しいので一気にみんな帰ってしまい全く新しい人たちと関わるようになりました。この時私は語学学校での友達ではなくタッチラグビーで知り合った現地の大学へ通う学生や現地で何年も働いている人たちと遊ぶようになり、留学生の生活から現地の人の暮らしをするようになりました。マイナーでおしゃれなレストランに行ったり、知る人ぞ知る洞窟に探検に行ったり早朝に起きて釣りへいき朝ごはんにそれを食べたり…。休日にはビーチへ行きカクテルを飲みゆっくり過ごしたりと本当に日本とは全く違う時間の流れで、帰る頃には日本に帰りたくないという気持ちとニュージーランドに来て本当によかったという気持ちで溢れていました。そこから私が思った事は、留学に行った際には現地の人の生活をするべきだということ、そのためには語学学校以外のコミュニティーに参加し現地の生活を知っている人と知り合いになることが大切だと思いました。
- 帰国後
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今は休学していた大学に復学し、英語の勉強を続けています。帰国後は英語環境のアルバイト先やラグビーで日本に来ている留学生の通訳で英語を使っています。日本に帰ってきて外国のかたの多さや英語を使う機会の多さに改めて英語が話せるようになってよかったと感じています。
卒業後には英語力と留学経験を活かせる職に就くために勉強しており、またニュージーランドに戻って素晴らしい留学生活を送ってもらうためのお手伝いをしたいと思っています。